幅広い仕事を受けています

よく「専門は何ですか？」と聞かれるのですが、私は、幅広い分野を専門としています。

中には、「専門家」の意味の理解が浅くて、何か狭い「専門」をやっている弁護士に依頼するのがいい、と誤解している人がいます。それは間違っています。

狭い「専門」に特化した方がいい分野は、知的財産権訴訟や医療訴訟など限られています。そうした一部を除けば、幅広く解決できるというのが本当の「法律専門家」です。「専門家」と名乗りながら能力が低い人と、幅広い知識と経験を持っていてその分野にも通じている人と、どちらが安心して依頼できるでしょうか。どちらが事件を解決する能力が高いと思いますか？

弁護士は、「広く浅く」ではなく、「広く深く」業務を理解して運用して解決をしています。そういう勉強をして資格を取っていますから。弁護士というのは、そういう職種です。また、ある分野の知識が他の分野にも応用できるということが本当にあります。これも実際に広い分野で深くやっている人にしか理解できないのかも知れませんが、事件を担当して深く研究することで得た知識が、他の事件でも役立つことはよくあります。だから、我々弁護士は、担当した事件に深くしっかりと取り組んで解決の方法を模索します。

企業のご相談から、個人のご相談まで。債権回収も、破産申立も（これは債権者の立場と債務者の立場で、両方の立場を知っていることで、高いレベルで適切な対応が可能になります）。契約書のチェックや作成、交渉や、離婚や相続の案件も。幅広く業務を行うことで、解決に向けての知識や発想力が強くなります。これは本当のことです。

弁護士はそのような幅広い勉強をして資格を取って、資格取得後も具体的な担当事件や研修の継続を通じて研鑽を続けていますから、法律問題は、弁護士にご相談ください。