相続相談
ここのところ、愛知県弁護士会の相続相談で、若手の弁護士と共同で相談を受けて、事件受任にして、若手弁護士に事件を担当してもらって、若手弁護士が経験を積めるようにしてきました。相談料も事件の着手金等も私はもらわず、若手弁護士に全部受け取ってもらって、困ったときがあれば(一緒に相談に取り組んだ若手弁護士から)相談を受けるというやり方です(報酬をどう分けるかは、共同相談を担当している弁護士たちに一任されています。このやり方は、皆がそうというわけではなくて私のやり方というだけです)。この前の若手の先生は、今まで弁護士会の相続相談で受任に至ったことはなかったそうですが、私と組んだときは事件を受任できました。
こうして、ささやかながらの弁護士会での若手育成に貢献していたのですが、来期は少し休むことになりました。この共同相談の登録要件が結構手間で、来期は登録しませんでした。
自分が若い頃に先輩の弁護士の先生たちから助けていただいたし、若手弁護士でも「弁護士」であることは変わりなく、熱意と知識がある弁護士なら事件を任せても相談者の方には不利益はないと思います(ただし、いい加減な弁護士などもいないわけではないので、事件を任せるかどうかの程度は、当該若手の弁護士さんによります)。
なお、弁護士会の相続相談の登録はお休みすることになりましたが、当事務所では引き続き、ご依頼がある相続事件は私がしっかり業務を行いますので、相続の案件はご心配なくご相談ください。
弁護士会を通さない案件は、さすがに若手に振らずに私が直接責任を持って担当しますので、ご安心ください。
大槻経営法律事務所
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