知識を常にアップ・デイトしています

弁護士は、事件のご依頼やご相談を受けた際に、法律上のかなり細かい点まで調べることがよくあります。また、具体的な事件の解決を図る中で、裁判所のリアルタイムの解釈や運用などを知ることになります。

そうした「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)」によって知識はアップ・デイトされますが、それは個々の事案で対応することによる狭い範囲の知識のアップ・デイトであることがままあり、体系的な広い知識ではないきらいがあります。

また、法律の改正や運用の改正などは、新たに意識的に知識をインプットする必要があります。

そのため、自ら研究したり、研修を受けたりして、「OFF・JT(業務外の学習)」によって知識をアップ・デイトします。

私は、弁護士会などが主催する研修を受けるのは好きな方で、よく研修を受けて知識をアップ・デイトしています。研修を受けずに自ら研究すべきだという弁護士の方もおられるのですが、私は、効率的な学習に研修が向いているようですので、積極的に受講しています。

法律に関する事件を扱う弁護士は、法律や規則や運用の変更についていかないと適切な判断・アドバイス・解決ができなくなりますので、知識のアップ・デイトはとても重要です。日々の事件処理に追われて学習を怠ると、業務の質が劣化して、適切な解決ができません。

研修で学んだ知識が、そのとき担当している事件に役立つこともよくあります。

私も含めて常により良い業務を志している弁護士はみな、依頼者にとっての最善の解決のために、業務が忙しい時期であっても、できるだけ意識して学習の時間を積極的に採るように心がけていると思います。

大槻経営法律事務所

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